運用モデル紹介
当社が独自に開発した2つのモデルの概要です。
新光株式リターンモデル
5つの財務系ファクター、2つのテクニカル系ファクターを用いたマルチファクター型のリターンモデル。
- 財務系ファクター
- 益回り、売上高株価比率、純資産株価比率、利益修正率、利益成長率
- テクニカル系ファクター
- 短期モメンタム、ヒストリカル・アルファ
7つのファクターを合成して各個別銘柄のスコアを算出。スコアと過去のクロスセクショナルボラティリティから予想α値を推定します。主にシングルアルファ系のマーケットニュートラル型のファンドでの利用を想定しています。
均衡市場収斂モデル
『企業価値(株価)は長期的には、資本簿価と企業利益に収斂していく』との理念を前提に、資本簿価および企業利益より算出した理論株価とマーケットプライスとの乖離に収益期待があると考えます。モデルの基本理念に基づき、
企業価値(株価)=資本簿価+予想利益+銘柄固有変動値+ミスプライス
と定義。予想EPSおよびBPSから算出されるシンプルなコンセプトが特徴です。業種・規模別の様々なカテゴリーについて、上記の式に基づくミスプライスを定量的に算出。個別銘柄の予想超過収益率を推定しています。主にダブルアルファ系のマーケットニュートラル型のファンドでの利用を想定しています。